「サラリーマン時代にもっとカードを作っておけばよかった」 フリーランスになってからこんな風に考えるサラリーマンの方は多いです。
そうはいっても 「フリーランスにも簡単に作れるクレジットカードはないの?」 「どうしてもクレジットカードを作る必要がある」 という方もいらっしゃると思います。
この記事ではそんなフリーランスの方におすすめな楽天カードを徹底的に解説していきます。 具体的には
楽天カードがおすすめな理由
カードの審査に通りやすくなる方法
楽天カードを申し込む手順
を紹介していきます。 是非最後までお読みください。
フリーランスは楽天カード以外作れない!?
フリーランスになると、クレジットカードや住宅ローンなど「審査」は通りにくいと言われています。
ではなぜ、フリーランスはカードを作りにくいのでしょうか? それには大きく、2つの理由があります。
フリーランスは安定収入がないことが多い
フリーランスは会社に勤めのサラリーマンとは異なり、毎月、安定して必ず一定の収入があるわけではありません。 「安定した収入」は「お金を貸す」クレジットカード会社にとって、非常に重要です。
フリーランスは社会的信用が無い
フリーランスは社会的信用得にくいのが現実です。 特に、フリーランス1年目の人が新たにクレジットカードを作るのはほとんど不可能です。 これは社会的信用がないためです。信用がないということはクレジットカードだけでなく、ローンや保険にも大きく関係してきます。
楽天カードがフリーランスにおすすめな理由
フリーランスが「クレジットカードを作りたい」と考えた時に最もおすすめできるのが楽天カードです。 詳しく紹介していきます。
楽天カードはVISA・Mastercard・JCBの3種類
楽天カードはVISA・Mastercard・JCBの3種類の中から選ぶことができます。 いずれも5大国際ブランドに該当しており、安心して使うことができます。
5大国際ブランドのシェアは下の通りです。
①Visa:56%
②Mastercard:26%
③UnionPay:13%
④Amex:3%
⑤JCB:1%
JCBは日本の会社なので2つと比べるとシェアは低いように見えますが、日本初のブランドなので安心して使うことができます。 国内に限ればどれを選んでも不便を感じることは一切ありません。
フリーランスが楽天カードに入会する条件
楽天カードは審査基準は公表していませんが、入会条件は公表しています。
「満18歳以上の方(主婦、アルバイト、パート、学生も可) ※高校生は除く
いかがですか? 安定的な収入がない学生も対象としていることから「収入が少ない人もカードを作ることができる」ということがわかります。
楽天カードは還元率が高い
楽天カードの還元率は最低でも1.0%です。 更に、楽天市場や楽天ブックスなどの楽天系列のサービスで買い物をした場合は還元率は3.0%を超えます。 MUFGや三井住友銀行の還元率が1.0%に届かないことを考えると非常に高いと言えるでしょう。
楽天カードはフリーランスにも審査が通りやすい
クレジットカードと1口に言ってもその種類は様々運営業態によって様々です。 運営業態には以下のようなものがあります。
クレジットカードの運営主体 ①銀行系 銀行が主体となって発行しています。 最も信頼がある一方で審査も1番通りにくいです。また、還元率は流通系カードの半分以下で低いのも特徴です。
②信販系 ローン会社が運営しています。銀行ほどではないですが、審査が厳しく、過去に延滞があると通らないことが多いです。
③流通系 小売業者が発行するクレジットカードです。楽天カードもここに入ります。 審査も消費者金融系に次いで通りやすいです。
④消費者金融系 どうしてもカードが必要だけど、他の会社が厳しい…という方の選択肢になることが多いようです。
楽天カードは③の流通系にあたり、審査にはかなり通りやすいということができます。
消費者金融系はちょっと…と考えているフリーランスのあなたにこそ、流通系のクレジットカードで審査が通りやすい楽天カードはピッタリなのです。
フリーランスにとっての楽天カードのメリット・デメリット
先程説明したものも含めて、楽天カードのメリット・デメリットを再確認しましょう。
楽天カードのメリット
楽天カードのメリットは
年会費
ポイント
です。
年会費が無料
クレジットカードは基本的に年会費がかかります。 値段はカードの種類によってピンきりですが、安いものでも年に1000円以上かかることがほとんどです。 楽天カードの年会費は完全に無料です。フリーランスにも優しいですよね!
ポイントが溜まりやすい
CMでも馴染み深いかと思いますが、楽天カード購入額の1%のポイントが付きます。 1万円の買い物をした場合、100円分のポイントが付きます。 また、楽天カードが定期的に行うキャンペーンの際にはポイントが2倍や3倍になります。
楽天カードのデメリット
楽天カードのデメリットは
ETCが有料
メールマガジンが多い
ということです。
ETCカードが有料
先程説明したように楽天カードの年会費は無料です。 しかし、ETCカードを使用する場合、年会費が540円かかってしまいます。 540円と言っても、自家用車で移動することも多いフリーランスには気になりますよね。
メールが多い
楽天カードに加入する際、メールアドレスを登録します。 設定をそのままにしておくと1日に10通以上メールが届くことがあります。 メールマガジンサービスの設定を変更することによって数を減らすことができます。
審査に通りやすく!フリーランスが楽天カードを申し込む時にやるべきこと
ここまでお読み頂いて 「なんだ、楽天カードって審査も楽に通るじゃないか」 と考えた方、そうでもないのです。
楽天カードも審査に落ちることはあります。 ではここからはフリーランスが審査に通るためにやるべきことを紹介していきます。 楽天カードだけでなく、他のクレジットカードにも当てはまるので是非参考にしてください。
申し込みフォームを正しく入力する
当たり前のことですが、フォームは正しく記入しましょう。 特に大事なのは年収の記入です。
仮に年収が370万円だと仮定します。その場合に、申請額を400万円とするのは問題ありません。しかし、実際の年収の約2倍にあたる700万円のようにあまりに差がありすぎると、審査期間が収入証明を行った時に虚偽申告とみなされてしまう可能性があります。
この場合、ほぼ間違いなく審査に落ちてしまいます。
未払いをしない
クレジットカードの情報は様々な会社で共有されています。以前に延滞したことがある人は楽天カードを申し込んだ際にもその延滞を確認されています。 延滞したことが有れば必ず審査に落ちるというわけではないですが、延滞はできるだけ避けるようにしましょう。
キャッシング枠を無くす
多くのクレジットカード同様、楽天カードもキャッシング機能があります。 楽天カードは初期設定30万円になっています。 「いざというときに便利」と考え、キャッシング枠を付けたくなる気持ちもわかりますが確実に審査に通りたいのであればキャッシング枠は0円にしておく方が確実です。
フリーランスが楽天カードを申し込む手順
記入すること
審査で必要な情報
●名前、性別、生年月日
●電話番号
●メールアドレス
●住所
●配偶者や世帯人数
●住宅ローンや家賃の支払状況
●年収や世帯年収
●預貯金額
●リボ払いやキャッシング枠の設定
●他社からの借入金額
●家族カードやETCカードの申請有無
●勤務先情報や職業
楽天カードに申し込む際に必要な情報は以上です。 入力フォームを開く前に確認しておくと便利です。
早ければ1時間以内にも審査結果が届く
楽天カードは審査の結果が早いことも特徴です。 最速ではなんと、1時間以内で審査結果が来ることがあります。
1週間程度でカードが届く
審査に通れば、1週間ほどでカードが自宅に配送されてきます。
審査が通りやすい楽天カード!フリーランスは特に利用に注意
年収が安定しないことが多いフリーランス。楽天カードを使用する場合でも最低限、気をつけることがあります。
万が一支払いが滞ってしまった場合
お金が無くて、請求額を支払うことができない場合です。 この場合も、カード会社に電話をしましょう。 支払日や、支払い方法を変更することになります。
支払い方法を一括から、リボ払いや分割払いに変更することは有効です。 これは引き落とし日より前に行いましょう。
カードの支払い忘れてしまった!適切な対処法
「うっかりクレジットカードの代金支払い日に残高不足を起こしてしまった!」 こんな方もまずはカード会社に電話をしましょう。 自分から連絡をするという行為が最も重要です。
連絡をするとカード会社から
銀行振込
再度引き落とし
のどちらかを指示されますのでそれに従ってください。
1年に1回程度の支払いの遅れではブラックリストに載ることはありません。 ただ、「延滞をした」という事実は会社のデータに最低3年間は残ってしまいます。 フリーランスが長くクレジットカードを使って行こうとする場合、延滞は避けたほうが良いでしょう。
まとめ:楽天カードはフリーランスにも通りやすいがポイントは押さえよう!
ここまでの内容をまとめます。
フリーランスがクレジットカードを作ることは会社員よりも難しいのは事実です。 しかし、楽天カードは学生など収入が固定ではない人も対象にしており、フリーランスも作ることができます。
未払いをしない
キャッシング枠を0にする
などして確実に審査に通るようにしましょう。
ここまでお読み頂きありがとうございました。